芸術祭のことを振り返ります。
「え、振り返ったじゃん」って思うかもしれませんが、
この前のは「第七感展」を振り返ったのであって
芸術祭はふりかえっていないので振り返ります。
芸術祭が終わって2週間ほど経つのですが、
1週間ほど前から熱があって全く治る気配がなくつらいです。
ですが、1週間前から寝込んでいるとさすがに飽きてくるので
こうしてブログを書いているというわけです。そういうわけです。
まず1日目の話をします。
一日目の朝の様子。
展示の準備でドタバタしていたのですが、
12時から「
金のたまご文学賞」というものがあり、それに出ました。
日芸のマスコミ研究会さんのブログにもちらっと写真出てますね。
あ、っていうか「第七感展」紹介してもらいました。ありがとうございました。
後輩がやっていて、初日、絶対人が来ないと思っていたので
「もう、道順とか全部写真載せて!」と言ったら本当に載せてくれて、
本当に良い後輩だなあ。と思いました。将来有望です。
こういう感じで、「この作品が賞をとりました〜!」(パチパチパチ〜)
というのをやります。
去年は運営のほうにいたのですが、全く仕事してませんでした。
「金のお守り作れ」と言われたので、「はい」と言って作りました。
今年は出る側だったんですけど、3回でました。
まず前説で、去年漫才を一緒にやったゼミの友人と
「コール&レスポンスがしたいんだけどさ、していいかな」
「すればいいじゃん」
「じゃあいくよ。
Say yeah~!?」
\いぇーい!/
「あっ結構返ってきたね。俺返ってこないと思って、全然返ってこないじゃんって突っ込もうと思ってた」
「わたしも返ってこないと思って、コール&レスポンスの練習するために帰ってももいろクローバーZのライブ動画見るわって言おうと思ってた」
みたいなことをやりました。
「準備はまだでしょうかね」
「場が持たないんですけどね」
「早くしてほしいんですけどね」
と前説の仕事を全然しない私たち。
2回目が「総合プロデューサー賞」というもので、
わたしのゼミが昨年作った「トイレ」が惜しくも装丁賞を逃し、
わたしが駄々をこねて「えーなんで装丁賞とれなかったのーなんでなんでーねえなんでー」と
後輩に泣きついていたら、
優しい後輩(総合プロデューサー)が総合プロデューサー賞というものをくれました。
将来有望ですね。総合プロデューサー賞を受賞しました!イェーイ!
3回目がスカウトキャラバンで、これは去年からはじまった試みなんですけど、
その場でいろいろ自己アピールしたり、事前に作品を読んだりして
審査員4人が「この人イイネ!」という人を推す。みたいなイベントです。
「出過ぎじゃないか?」と思いつつ、
「先輩期待してますからね!!」と将来有望な後輩に言われてしまったからには
やっぱりちゃんとここで答えてあげなきゃなと。
そう思い、アイドル風の自己紹介を考えまして、やりました。
「合い言葉は〜?? \なんとかなるなる大丈夫〜!/
みんなの〜?? \教祖さま〜!/
はい!なかなかはらはらさせるぜ★
なかはらです!よろしくお願いします!」
まあ、はい。
それで、審査員には全然いじってもらえず、センチメンタルな気持ちになりながらステージを降りました。
(でも、あとで審査員の方々が展示を見に来てくれて、
いろいろ褒めてくださり嬉しかったです。ありがとうございました。)
それで、そのあとは「日芸のNo.1を決める!」というN-1グランプリを見に行って、
そのあと我が家の家族が全員やってきたので、校内を案内しました。
みんなわたしの家族と会いたがってくれて嬉しかったんですけど、
わたしの家族がわたしの学校行事に来るのは相当珍しいです。
というか父は今までではじめてです。
第七感展では食器だとか、調味料だとか、そういうものを家から調達したので、
すごく家に御世話になりまして……(というのも変な話ですが。)
あとは家族的にも
「調味料……?どんな展示するの?」
「第七感展!」
「???」
みたいな感じだったし、
毎日準備で帰りは遅いしで
どんな展示をするのか気になっていたのだろうと思います。
姉が「最後の文化祭頑張っているのだから行ってあげないと可哀想だ」と言ったらしく、
母が「あー行ってもいいわよ〜」となり、
そこで父も「行きたいな」となって、家族全員でやってきました。
展示を一個一個案内していたんですけど、
我が家全員落ち着きがないので、全然説明聞かないし、ボケるしで大変でした。
「全面コラージュ部分に落書きしていいよ」というと
姉画・わたしの抱き枕マシュ
姉画・わたしの擬人化キャラMさん
母画
鳥居&「みおこ最高!」
「人生は一度。青春もね。」
「学生生活たいせつに。恋もしようね」
やりたい放題でした。
娘の名前でかでかと書くか普通?
夜は友人の誕生日を祝いました。(ハッピーバースデー!)
4年間仲の良い友だちなんですけど、毎年芸祭期間中で全然祝えなくて、
今年こそ!と思って祝いました。
いろんな人に声をかけていたらたくさんの人が来てくれて
わたしが嬉しくなっちゃいました。みんなありがとう!(お前じゃない)
2日目!
コスプレがしたくて、しました。
アリスです。でも本当はアリスじゃないらしいですこの衣装。
友人がカツラと靴を貸してくれて、
別の友人がこの衣装くれて、化粧もしてくれて、
いろんな人にたくさんの迷惑をかけながらやりました。
それで、「話すとなかはらが出るから話すな」と言われたので、
横にお付きの人をつけて「第七感展」の看板をもって闊歩するという
(カスタネット鳴らしつつ)
宣伝をしていました。結構頭おかしかったですね。
中庭ステージで2回ほど宣伝をしました。
そのときにわたしが手をあげるとどこからともなく人々が集まってきて
わたしの前にひざまずく。という「教祖フラッシュモブ」をやったんですけど、
これも頭おかしかったですね。
あとは、ストローを噛んでる子ども(欲求不満なのかな……)に
すっごいだる絡みされて超おもしーでした。
「その看板なんてよむの」
「だい、なな、かん、てん、だよー」
「ふえええどらえもんがさああ?」
「?????」
みたいな感じで、ことあるごとにドラえもんの話を出してくるのですが、
もうよくわかんなくなって、
最終的に「フランクフルトの屋台の場所はどこだ」と聞かれ、
「ごめん、お姉さんわかんないわ。屋台詳しくないわごめんね」と言ったら
「いやだから、フランクフルトどこ?」
「いやだから、わかんない」
「いやいや、だから、フランクフルトどこ?」
「だからわかんないって〜〜〜〜(涙)」
という拷問みたいなやりとりがあって、
後ろで笑いながら様子をみていたおばあちゃんもさすがにやばいと思ったのか
「ごめんなさいね、ごめんなさいね」と連れて行ってくれて、めちゃくちゃ助かりました。
持つべきものはおばあちゃんだな。おばあちゃんが世界を救うな。
高校時代の友人とその友人が来てくれました。
NASで箱をデコってくれて、この人はマジでイケメンだなと思いました。
「来世の恋人〜wwwウェ〜イwww」
「早く死んできて〜〜んでもって2倍速で成長して〜〜〜」
「うぃーっすwwwちょっくら死んでくるわ〜www」みたいな会話ばっかりしてるんですけど、
マジでこの人と付き合いたいなと思いました。
もう一人の子も差し入れ(?)くれたんですけど、スプーンでした。
「これでね!なかはらさんとサジごっこしようと思って!」
お前ってやつは……全くいいやつだぜ……ありがとう!
(サジごっことは……劇団☆新感線の『
蛮幽鬼』で堺雅人演ずる殺し屋サジが人を殺しながら「人はこれで殺せる」と微笑むのがめっちゃイケメンなので、サジで人を殺すシーンを再現してキャッキャ言う遊び)
もちろん全面コラージュも書いてもらう
えっサイン……
えっ、なにいまってみんなサインもってんの……?
夜はNASでしみじみと語る会をしました。
感極まっちゃって、だらだらとお互いのあれこれを聞き合う会。
そのときの思いは
タンブラーにあるのでしみじみしたい人はぜひに〜〜(そのときの記事は
コチラ)
3日目!
朝一でBig Babyを見に行きました。
中ホールでした。
アイドルソングを全力で踊る男5人組です。
わたしはピンク推しです。
Big Babyって野外の広いところでやっていて、
いろんな人がアイドルソングよくわからないながらも
ウェイウェイ言ってるのが楽しいイメージだったので、
「中ホールでBig Babyかあ〜〜〜」という感じでした。
でもやっぱりいいですね。Big Babyは。ずっと泣いてました。
そのあとはぶらぶらと展示をみてまわったり、
バイト先の友人が遊びに来てくれたのでいろいろ案内したりしていました。
バイト先の友人が書いてくれました。
「ビールがあれば生きていける
ビールがなくても生きていける
大学生活をありがとう
おもしろさを失わずに」
いやーん。ありがとうございます。
さてさて、展示をみてまわります。
友人の恋人が展示をやっていると言うので行きました。(かわいい)
これか(かわいい)
ほう……暗いのか……
ライトで照らして進むのか……
暗い部屋の中をライトで照らしていくといろんな作品が見える。という展示でした。
床に落ち葉が敷いてあって「ずるい!」と思いつつ……。
なるほど、こういう展示方法もあるのか……と感心しました。ありがとうございました。
あとレゴ部というのがあるらしくって、
日芸8学科それぞれがレゴで作品を作ってみた。みたいなのをやっていたんですけど、
結構テンションあがりました。
でもやっぱりレゴは子どもに人気があるみたいで、
子どもの隣でレゴをせっせか作るのもな〜〜〜と思ってしまい、諦めました。
いやでも頑張ってほしいです、レゴ部。
NASの中で話題になっていたのが「ひとり展」で
美術学科のはしっこのほうでやっていたのですが、
短歌と絵を一緒に展示しているのですが、
短歌の文字を壁に貼っている!
「大宮エリーだ!」とNAS的にテンションがあがってしまい、
「これどうやってやったんですか?」だとかいう会話になり、
「この短歌は誰が?」「自分が」「え!」「実は江古田短歌会で」「え!」みたいな展開になって、
第七感展にも来てくれました。ありがたや……。
短歌五感の短歌をみて、同じ穂村弘の短歌を書いていってくれました。
「まみ、今までめちゃくちゃだったねとぼろぼろの髪の毛に謝る」
わたしは感動した。
さて、ぼちぼち片付けに入ります。
考えるだけで頭が痛くなるような部屋の片付けです。
その前に、全面コラージュを写真におさめます。
気に入っているのと、わたしの名前が入っているメッセージだけ紹介しますね。
お、尾田栄○郎……!?来たの?!
N-1グランプリに出場した「根本と熊井」二人のサイン。
あと根本さんがわたしの顔書いてくれた。
金のたまご文学賞司会のゆめねさんがNASを勝手に紹介。
おっぱいってなんだよおっぱいってよ
初代エコーダも来てくれました!(消しゴムはんこを携えて!)
その消しゴムハンコを作った後輩(本当にお疲れさまでした!)
のみましょう!
「交換日記の短歌がよかった」と言ったら交換日記をしましょうと書かれてまして、ぜひ!と書きました。
「なかなかはらはら」好評でよかったです。
後輩が穂村弘の短歌書いてくれました。やはり穂村弘人気はすごい。
トロイメライの初代編集長なんですけど、
トロイメライのブースにいったらガン無視されたことがあるので、
なんかもう偉そうにするのやめます。
片付けをなんとか乗り越え〜〜……
最後はみんなで雑巾レース!
女子の部
男子の部
元通りの教室に!!
最後はみんなでお菓子を食べて解散〜〜!!!
という感じの3日間でした。
最後の芸術祭、もっと泣いたりわめいたり駄々をこねたりすると思っていたのですが、
思っていた以上にすっきりと終わることができて、
「きっとまた来年も楽しい芸術祭が行われるのだろうが、
まあ後輩たち、期待してるぞ」みたいな気持ちです。
以上
芸術祭の思い出でした〜〜!